横浜市緑区中山・寺山町・森の台のピアノ教室
♪はたピアノ教室♪秦です。
※一部加筆しました
お母さんがお子さんに対してついつい言ってしまう言葉の代表に
「早くしなさい!」がありますが、
ピアノの先生は生徒さんによく
「手の形!」と言ってしまいます。
手の形とはそのものの形ではなく、ピアノを弾くときの手のフォームのことです。
ピアノを一度でも習ったことのある方ならに思い当たるかと思います。
ピアノなら音とリズムが正しければ曲を奏でることはできそうですが、なぜ弾くときの手のフォームがそんなに大事なのでしょうか。
|正しい手の形とは
両方の腕と手の平の力を抜き、やさしく卵を握ったときのような
または、鍵盤にグーをした手を乗せ、ゆっくりやさしく開いたような形、
がピアノを弾くときの正しい手のフォームと言われています。
幼稚園くらいの小さな子でも丁寧に説明してあげるとほとんどのお子さまはその場でこのフォームが出来るようになります。
この手の力を抜いた自然なフォームにすることで、効率よく早く指を動かすことが可能になり、演奏するときの手指を痛めにくくします。また、鍵盤に重さがダイレクトに乗り易いので美しく響く音を出すためにも欠かせません。
|正しい手の形のままピアノを弾くのはなかなか難しい
しかし!あららどうしたことでしょう。
いざ鍵盤を弾いていくとみるみるフォームが崩れ、手がぺったんこになったり、弾いてない指が上にあがったり。。。
正しい手の形を意識しながら楽譜に書いてある音を正しく弾くという、複数のことを同時に行っているので、小さいお子さんも大人の方も、ピアノ経験初歩の方にとってはとても慣れない難しい作業なんですね。
手の形は惜しいけど頑張って弾いているな〜と思いながらも、指導者としてはやはり見逃せませんので
「手の形、できているかな?」と促し、できれば「すごいね!上手!」と何度も何度も励ましていきます。
|一度くせがつくと直すのは一苦労
何事もそうですが、無意識に変な癖がついてしまうとそうそう簡単には直せません。
ピアノの先生がつい口うるさく手の形について言ってしまうのは、正しくない癖がつく前に、正しいフォームの癖をつけてしまおうというわけなのです。ですからとくに習い初めのときからが肝心です。
鏡に弾いている手を映してずっと眺めてることもできませんので、正しい手のフォームを感覚的に覚えてもらうしかありません。
|身についてしまえば財産
そうして生徒さんががんばって身につけた
正しい手のフォームはピアノを美しい音で奏でるための第一歩であり大切な財産になります。
自分のピアノの先生、手の形の話ばかりして...と少々煩わしく感じられることもあるかと思いますが、今一度なぜ大切なのかを考えてみていただければ嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。
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